水道水は人が毎日使用するものです。ですので、できれば綺麗で美味しい水が飲めるようにと思う人は多いです。日本の水道水は世界一安全性が高いので、浄水器は必要ない、という意見もあります。その一方で、水道水には大量の塩素がふくまれていることや、古くなった水道管からは鉛が溶け出しているケースがあるなど、安心して水道水を飲むためには浄水器はできれば取りつけておいた方がいい、という声もあります。

じっさいに水道水をコップに汲んでみると塩素臭がします。飲んでみても、水道水の味を不味く感じる人も多いようです。ほとんどすべての浄水器で塩素は除去することができるので、浄水器を通した水は美味しくなるといっていいでしょう。美味しい水が飲みたいなら、ミネラルウォーターを飲めばいいと考える人もいるかもしれませんが、ミネラルウォーターを毎日利用しているとそれだけコストもかかります。

また空になったペットボトルの処分も必要になりますし、環境への影響も気になります。浄水器の価格帯は数千円から数万円と幅広く、種類もさまざまです。価格の違いは、浄水フィルターの性能の差であることが一番大きな要素といっていいです。高価格のものほど、水道水の余分な不純物を除去する能力に優れ、水道水を美味しく安心して飲用することができます。

さまざまなメーカーからいろいろなタイプのものがでているので、予算やニーズによって製品を選ぶようにするといいでしょう。