最も安い価格帯の製品であれば5、000円以下から、高級な機種であれば10万円以上と、家庭用浄水器の価格レンジは幅広くどのような製品を選べばよいのか悩みがちです。浄水器に求める性能や付加機能、デザインや設置スペースの条件などを決めておき絞り込んでいくというアプローチ方法がおすすめです。まずは基本的な性能について比較していきましょう。浄水器として販売されている製品は、各メーカーが加入している団体が定めている浄水性能をクリアすることができる製品であると考えて間違いありません。

この基準は13種類の不純物を吸着除去できるかどうかをチェックするもので、認定された製品であれば問題なく使用できます。また、更に厳しい海外基準をもクリアできる高級機種もあります。一般的な機種と比較すると、さらに浄水機能が高められていることが多く、水に絶対的な安全性を求める人から人気があります。本体のデザインや設置スペースの観点で比較すると、高級タイプに多い据え置き型は、広いキッチンには向きますが免責が限られているキッチンにはやや大きすぎる可能性があります。

その場合には蛇口直結タイプがおすすめです。水道の蛇口に取り付けて使用するタイプですので、広いスペースは必要ありません。カードリッジを交換することで浄水機能を維持することができる経済性の高さも魅力です。スタイリッシュなボトルのような浄水器で、持ち運びのできる卓上型のタイプも人気です。

比較的安価で、浄水機能も必要十分ですので、初めての方や2代目という方にもおすすめです。